弊社で廃棄物を選別してプラなど焼却施設へ持ち込むのですが
荷受け制限が始まっております。
これは中国に売れていたプラスチックが売れなくなり
処分へと変わっているからだと思います。
各社荷を下ろすピットなどいっぱいです。
中間処分場も荷受け制限が始まってきていると聞きます。
新規はむり、受けれないなど聞きます。
雑品と言われていた機械類も処理困難物と今ではなっております。
廃プラと金属の複合品。バラすのに時間がかかり人件費がかかります。
破砕機で破砕すれば粉塵爆発、電池の火災、刃の損傷、
破砕した残差物の処分場が無いなどのリスクがあります。
解体して8割鉄くずになったものも鉄くず屋さんは受けてくれません。
国内に品位の低い鉄くずが集まってるのが原因で受けてくれません。
ではどうするのか?廃却機器を有価物で買い取ってくれるところは
まだあるかもしれませんが大抵の場合引き受けできないとお断りされます。
廃棄物として引き取れますがバラすのに時間がかかるので今までの金額ではできません、
となるはずです。
時間が進めば昔のように自社内で工場内の廃棄物を選別解体しリサイクルする
ような流れがまた来るかもしれません。
「人がいない、お金がない、時間がない」
これらを日本全体で考えないと廃棄物はどうにもならないかもしれませんね。
2019 廃棄物の現場から 小田原 神奈川
中国の環境規制から国内に廃棄物が増えているのではと思う今日この頃です。